研究課題/領域番号 |
22401036
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 |
研究代表者 |
加藤 真二 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 企画調整部, 企画調整室長 (20261125)
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連携研究者 |
森川 実 奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 主任研究員 (30393375)
芝 康次郎 奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 研究員 (10550072)
高倉 純 北海道大学, 大学院文学研究科, 助教 (30344534)
長沼 正樹 北海道大学, アイヌ先住民研究センター, 特任助教 (80601418)
折茂 克哉 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (30376579)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2011年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2010年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | 国際研究者交流 / 国際情報交換 / 中国 / 東アジア / 細石刃石器群 / 角錐状細石核 / 旧石器 / 考古学 / 先史学 / 細石刃 / 華北 / 霊井 / 中国:韓国 / AMS / 中国、韓国 |
研究概要 |
河南省文物考古研究所所蔵の霊井遺跡の細石刃石器群を整理した。その結果、出土総数2,338点、燧石を主要素材とし、掻器84点を中心とする石器群であることが判明した。また、その細石刃技術が日本の矢出川技法と類似する角錐状細石核によるものであることを明らかにした。そして、この種の細石刃石器群を角錐状細石核石器群と呼ぶことを提唱した。 華北、中国東北部各地で調査を実施し、中国では、約2.5万年前から細石刃石器群がみられ、角錐状細石核石器群は、中国細石刃石器群の出現期から終末期まで存在することを把握、華北地域の角錐状細石核による細石刃技術に触発されて西南日本の矢出川技法が発生したという仮説を提示した。
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