研究課題/領域番号 |
22401046
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 国立民族学博物館 |
研究代表者 |
塚田 誠之 国立民族学博物館, 研究戦略センター, 教授 (00207333)
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研究分担者 |
大野 旭 (楊 海英 / 大野 旭(楊海英)) 静岡大学, 人文社会学部, 教授 (40278651)
長谷川 清 文教大学, 文学部, 教授 (70208479)
吉野 晃 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (60230786)
松本 ますみ 敬和学園大学, 人文学部, 教授 (30308564)
武内 房司 学習院大学, 文学部, 教授 (30179618)
樫永 真佐夫 国立民族学博物館, 研究戦略センター, 准教授 (10342643)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2012年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2011年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2010年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | 中国 / 南北 / 国境 / 文化 / 政策 / ネットワー / アイデンティティ / 山地と平地 / 民族 / ネットワーク / 移動 / 政治 / 国境地域 / 国境文化 / 跨境民族 / 交流 / 社会文化 / 越境 / 伝統の復興 |
研究概要 |
中国南北の国境地域では、中央政府は国家統合のためにも経済的にも、国境地域をきわめて重視してきた。その国家の境界としての位置付けは民族の文化やアイデンティティ形成に多大な影響を及ぼしてきた。民族のネットワークによる結び付きが強く、文化の特徴が明確で、アイデンテンティが保たれ、独自の国境文化が形成されてきた。本研究では、中国南北の国境地域における民族文化の比較検討を通して、国境地域に独自に発展したであろう国境文化の核心を把握することを目的とした。具体的には、人的移動や国家政策を含む国境地域の歴史的な変化、および1980年代以降現在までの国境に暮らす人々の社会や文化・アイデンティティ・ネットワークの動向の2点を中心として実地調査に基づく検討を行った。この研究を通して、国境文化の解明に接近し、民族紛争の未然の防止や人々の安全保障に寄与するであろう。
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