研究課題/領域番号 |
22404001
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 独立行政法人宇宙航空研究開発機構 (2011-2012) 東北大学 (2010) |
研究代表者 |
渡邉 学 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 地球観測研究センター, 主任研究員 (10371147)
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研究分担者 |
佐藤 源之 東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (40178778)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 土壌水分 / 永久凍土 / SAR / フルポーラリメトリ |
研究概要 |
本研究の目的は以下を明らかにすることであった。1) 永久凍土の水分量の違い、凍結・融解状態でのレーダの散乱特性の解明。2) 衛星データを用いて、永久凍土の水分量の違い、凍結・融解を広範に推定するアルゴリズムの作成3) シベリアで凍結/融解マップを作製し、温暖化が住人の生活に与える影響を評価する。1)については、2層散乱モデルを提案し、PALSAR/フルポーラリメトリモードデータがモデルでよく再現できることを明らかにした(雑誌論文(3))。また、凍結・融解状況による違いで、後方散乱係数の値が大きく異なることを示した(雑誌論文(7))。2)については、上記の結果を元に、アルゴリズムの提案を行った(雑誌論文(7))。3)については、PALSAR/full polarimetryモードのデータを用いてロシアのレナ川沿いの凍結/融解マップを作製した。そして、2007年にロシアのMarkhaという町で起こった大規模極域洪水の原因が、急激な地表面の融解である可能性があることを明らかにした(雑誌論文(9))。
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