研究課題
基盤研究(B)
ニュージーランドで大規模被害を発生させた赤潮渦鞭毛藻から、ポリ環状エーテル化合物を単離した。有毒成分は、マウスに対する強力な毒性を示した。酸性画分からは、梯子状ポリエーテル化合物を単離し、神経芽細胞に対して毒性を示す事を明らかとした。ニュージーランドの研究チームとの共同研究により、これらの成分の定量法を開発し、今後の中毒事件を未然に防ぐことが可能となった。アメリカ西海岸で採集された発ガンプロモーション活性を有する有毒成分を生産する渦鞭毛藻から、細胞毒物質の単離構造決定に成功した。
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