研究課題/領域番号 |
22406018
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
矢野 栄二 帝京大学, 大学院公衆衛生学研究科, 教授 (50114690)
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連携研究者 |
神山 宣彦 東洋大学, 経済学部, 教授 (80133643)
王 暁蓉 香港中文大学, 公共衛生学院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
19,630千円 (直接経費: 15,100千円、間接経費: 4,530千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2010年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
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キーワード | 石綿 / 肺がん / 喫煙 / 死因別死亡率 / 疫学研究 / クリソタイル / アンフィボール / 石綿鉱山 / 中国 / 繊維種別 / コホート研究 / 胸膜悪性中皮腫 / 相乗作用 / 疫学 |
研究概要 |
クリソタイル石綿のみを用いている中国石綿繊維工場において、37年間の前向きコホート研究を行なった。石綿作業者の年齢と喫煙状態で調整した全死亡、全がん死、肺がん死, 呼吸器疾患死のハザード比はそれぞれ、2.05 (95%信頼区間:1.56,2.68)、1.89(1.25,2.87)、3.31(1.60,6.87)、3.23(1.68,6.22)であった。この工場の41例の男性肺がんについて行ったコホート内症例対照研究で石綿曝露と喫煙は相乗的に肺がんを発生させることが示された。また中国のクリソタイル石綿鉱山労働者コホートでも肺がん死と非悪性呼吸器疾患死のリスクが有意に高かった。
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