研究課題/領域番号 |
22406022
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
稲岡 司 佐賀大学, 農学部, 教授 (60176386)
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研究分担者 |
渡辺 知保 東京大学, 大学院・国際保健学専攻, 教授 (70220902)
永野 恵 熊本保健科学大学, 保健科学部, 教授 (10136723)
松村 康弘 文教大学, 栄養学部, 教授 (60181757)
須田 一弘 北海学園大学, 人文学部, 教授 (00222068)
田中 美加 福岡大学, 医学部, 講師 (70412765)
牛島 佳代 福岡大学, 医学部, 講師 (10336191)
上野 大介 佐賀大学, 農学部, 講師 (60423604)
藤村 美穂 佐賀大学, 農学部, 准教授 (60301355)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2011年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2010年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | バングラデシュ / 地下水 / 砒素汚染 / 児童・生徒 / 知的機能(IQ) / 社会生活能力(SC) / 砒素 / 児童生徒 / 知的機能 / 社会生活能力 / 混合汚染 |
研究概要 |
半金属である砒素の低濃度長期暴露が児童・生徒の知的機能(IQ: Intelligence Quotient)や社会生活能力(SC: Social Competence)等に及ぼす影響について、バングラデシュの地下水砒素汚染地域の児童・生徒(4-5歳、9-10歳、14-15歳の3つの年齢群でそれぞれ200人以上)を対象として検討した。尿中砒素濃度で対象者を高・中・低濃度砒素暴露群に分けると、いずれの年齢群でもIQやSCは高濃度暴露群で低値となり、しかもそれは親の社会経済条件(収入・学歴・職業)の影響を考慮しても有意だった。このことから、高濃度砒素に早期暴露されることが、その後の児童・生徒のIQやSCに影響すると考えられた。
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