研究課題/領域番号 |
22406026
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
東 健 神戸大学, 医学研究科, 教授 (60221040)
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研究分担者 |
吉田 優 神戸大学, 医学研究科, 准教授 (00419475)
久津見 弘 神戸大学, 医学研究科, 医学研究科 (70420461)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)
2012年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2011年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2010年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | Helicobacter感染 / 消化器疾患 / 疫学調査 / ピロリ菌 / ハイルマニ菌 / アジア / H.pylori / 感染症 |
研究概要 |
本研究ではアジア・アフリカにおけるヘリコバクターピロリ菌及びスイス菌感染と消化器疾病構造を疫学調査すると共に、採取した菌のゲノム解析を行い、疾患発症を規定する宿主・環境・菌体因子を明らかにすることを目的としている。本研究で、リビア、タイ、中国での現地調査を実施するとともに、フィリピンとベトナムの調査協力者からの胃粘膜生検組織の提供により、ピロリ菌とスイス菌感染と消化器疾患との関連を検討した。ピロリ菌感染と慢性胃炎、スイス菌感染とマルトリンパ腫の関連が明らかになった。特に、ピロリ菌感染においては、病原因子 CagA の分子多型で、東アジア型の CagA を有するピロリ菌感染が胃がん発症リスクであることが認められた。また、ピロリ菌とスイス菌感染時の宿主の免疫応答を検討したところ、ピロリ菌感染では Th1 優位であったが、スイス菌感染は Th1 と Th2 共に反応が亢進していた。
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