研究課題/領域番号 |
22500132
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
章 宏 九州工業大学, 生命体工学研究科, 助教 (30235709)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 粒子群最適化 / 群知能 / 拡散的好奇心 / 大域的探索と局所的探索 / ハイブリッド探索 / 多スウォーム探索 / 多目的最適化 |
研究概要 |
平成24年度において、第一に、好奇心駆動型の知的な多スウォーム探索法のベースとする多スウォーム探索のMPSOIW(Multiple Particle Swarm Optimizers with Inertia Weight)方法の有用性を調べるため、多目的最適化に適用した。得られた計算機実験の結果より、探索コストと各粒子群の間の協調動作を配慮せず、その高い探索性能が検証できた。 第二に、探索環境の変化を感知可能なセンサーに関して、計算コストの要因を考慮しない状態で変動中の最適解を精度よく推定するために、平均値推定手法ではなく確率的推定手法を用いた方が予測誤差は小さいことを判明した。これによって、少ない探索で最適解を見出すことができる。 第三に、動的な探索環境の下でLoevensteinの提唱した好奇心発生の仮説に対し、環境変化を感知可能なセンサーの導入で工学的に説明することが可能である。 第四に、擬似動的な探索環境の条件下で知的な多スウォーム探索システムを構築し、その実行性と整合性の検証を行った。
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