探索点ネットワークを考慮した確率的多目的探索とその進化ロボティックスへの展開

• 研究課題/領域番号: 22500201
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 感性情報学・ソフトコンピューティング
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 畠中 利治 大阪大学, 情報科学研究科, 助教 (10252884)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 粒子群最適化 / 多目的最適化 / 進化計算 / RoboCup Soccer Simulation / Particle Swarm Optimization / RoboCupサッカーシミュレーション3D / ネットワーク構造 / 二足歩行ロボット / CMA-ES

研究概要

複数の目的関数からなる多目的最適化問題では、パレート解集合を得ることが重要な場合がある。進化計算などの多点探索は単一の試行で複数の解候補が得られ、良好なパレート解の近似を与える手法として注目されている。本研究では、確率的多点探索に基づく多目的最適化における、探索点間の情報の共有範囲を定めるネットワークを考慮した探索性能の改善法を検討した。また、 RoboCup Soccer Simulationにおけるサッカーロボットの動作獲得へ適用し良好な結果を得た。

研究成果

• [雑誌論文] 単一の目的関数に基づくガイド選択による多目的 PSO (2012)
  • 著者名/発表者名: 内種岳詞, 畠中利治
  • 雑誌名: 進化計算学会論文誌 巻: Vol.3、 No.3 ページ: 155-162
  • NAID: 130004965144
  • 査読あり
• [雑誌論文] 単一の目的関数に基づくガイド選択による多目的PSO (2012)
  • 著者名/発表者名: 内種 岳詞
  • 雑誌名: 進化計算学会論文誌 巻: 3 号: 3 ページ: 155-162
  • DOI: 10.11394/tjpnsec.3.155
  • NAID: 130004965144
  • ISSN: 2185-7385
  • 査読あり
• [学会発表] 確率的魚群モデルに基づく関数最適化法の提案 (2013)
  • 著者名/発表者名: 内種岳詞 , 福富太郎, 畠中利治
  • 学会等名: 第4回進化計算学会研究会
  • 発表場所: 防衛大学校
  • 年月日: 2013-03-19
• [学会発表] 群形成の力学モデルに基づく関数最適化に関する検討 (2013)
  • 著者名/発表者名: 内種岳詞
  • 学会等名: 日本知能情報ファジィ学会2012年度ECOmp 研究部会
  • 発表場所: 福岡市
• [学会発表] 確率的魚群モデルに基づく関数最適化法の提案 (2013)
  • 著者名/発表者名: 内種岳詞
  • 学会等名: 第4回 進化計算学会研究会
  • 発表場所: 神奈川県横須賀市
• [学会発表] PSOにおける stagnation の検出と回復に関する研究 (2012)
  • 著者名/発表者名: 安田大悟 , 畠中利治 , 内種岳詞
  • 学会等名: 進化計算シンポジウム 2012
  • 発表場所: 軽井沢
  • 年月日: 2012-12-16
• [学会発表] Multi-objective Particle Swarm Optimization with Regular Graph Structure (2012)
  • 著者名/発表者名: Takeshi Uchitane, Masashi Yamamoto and Toshiharu Hatanaka
  • 学会等名: The 44th ISCIE International Symposium on Stochastic Systems Theory and Its Applications
  • 発表場所: 国士舘大学
  • 年月日: 2012-11-01
• [学会発表] 粒子群最適化の高次元関数最適化への適用に関する考察 (2012)
  • 著者名/発表者名: 安田大悟、畠中利治、内種岳詞
  • 学会等名: 第2回コンピューテーショナル・インテリジェンス(CI)研究会
  • 発表場所: 岡山大学
  • 年月日: 2012-09-28
• [学会発表] ランダムグラフ型のトポロジーを有する多目的 PSOに関する一考察 (2012)
  • 著者名/発表者名: 山本将司、内種岳詞、畠中利治
  • 学会等名: 第22回インテリジェント・システム・シンポジウム
  • 発表場所: てだこホール、浦添市
  • 年月日: 2012-08-30
• [学会発表] An experimental study for multi-objective optimization by particle swarm with graph based archive (2012)
  • 著者名/発表者名: Masashi Yamamoto, Takeshi Uchitane and Toshiharu Hatanaka
  • 学会等名: 2012 SICE Annual Conference
  • 発表場所: 秋田大学
  • 年月日: 2012-08-21
• [学会発表] Experimental study for multi-objective PSO with single objective guide selection (2012)
  • 著者名/発表者名: Takeshi Uchitane and Toshiharu Hatanaka
  • 学会等名: 2012 IEEE World Congress on Computational Intelligence
  • 発表場所: オーストラリア、ブリスベン
  • 年月日: 2012-06-13
• [学会発表] 多目的 PSO における粒子のネットワークに関する考察 (2012)
  • 著者名/発表者名: 山本将司、内種岳詞、畠中利治
  • 学会等名: 第2回進化計算学会研究会/第8回進化計算フロンティア研究会合同研究会
  • 発表場所: 大阪大学
  • 年月日: 2012-03-10
• [学会発表] RoboCup Soccer Simulation 3Dにおける歩行動作獲得問題への進化計算の適用 (2012)
  • 著者名/発表者名: 内種岳詞、畠中利治
  • 学会等名: 第2回進化計算学会研究会/第8回進化計算フロンティア研究会合同研究会
  • 発表場所: 大阪大学会館、大阪府豊中市
  • 年月日: 2012-03-10
• [学会発表] 多目的PSOにおける粒子のネットワークに関する考察 (2012)
  • 著者名/発表者名: 山本将司、内種岳詞、畠中利治
  • 学会等名: 第2回進化計算学会研究会/第8回進化計算フロンティア研究会合同研究会
  • 発表場所: 大阪大学会館、大阪府豊中市
  • 年月日: 2012-03-09
• [学会発表] 高次元関数最適化における Particle Swarm の探索の 停滞について (2012)
  • 著者名/発表者名: 安田大悟
  • 学会等名: 2012年計測自動制御学会システム・情報部門学術講演会
  • 発表場所: 名古屋市
• [学会発表] ランダムグラフ型のトポロジーを有する多目的PSOに関する一考察 (2012)
  • 著者名/発表者名: 山本将司
  • 学会等名: 第22回インテリジェント・システム・シンポジウム
  • 発表場所: 沖縄県那覇市
• [学会発表] Multi-objective Particle Swarm Optimization with Regular Graph Structure (2012)
  • 著者名/発表者名: Takeshi Uchitane
  • 学会等名: The 44th ISCIE International Symposium on Stochastic Systems Theory and Its Applications,
  • 発表場所: 東京都
• [学会発表] Experimental study for multi-objective PSO with single objective guide selection (2012)
  • 著者名/発表者名: Takeshi Uchitane
  • 学会等名: IEEE Congress on Evolutionary Computation
  • 発表場所: ブリスベン、オーストラリア
• [学会発表] PSOにおけるstagnation の検出と回復に関する研究, (2012)
  • 著者名/発表者名: 安田大悟
  • 学会等名: 進化計算シンポジウム2012
  • 発表場所: 長野県軽井沢町
• [学会発表] An experimental study for multi-objective optimization by particle swarm with graph based archive (2012)
  • 著者名/発表者名: Masashi Yamamoo
  • 学会等名: 2012 SICE Annual Conference
  • 発表場所: 秋田県秋田市
• [学会発表] 多目的PSOにおける広範なパレート面探索を考慮したガイド選択 (2011)
  • 著者名/発表者名: 内種岳詞、畠中利治
  • 学会等名: 進化計算シンポジウム2011
  • 発表場所: モンタナリゾート岩沼、宮城県岩沼市
  • 年月日: 2011-12-18
• [学会発表] 多目的PSOにおけるガイド粒子の選択に関する一考察 (2011)
  • 著者名/発表者名: 内種岳詞、畠中利治、安田大悟
  • 学会等名: 計測自動制御学会システム情報部門学術講演会2012
  • 発表場所: 国立オリンピック記念青少年総合センター、東京都
  • 年月日: 2011-11-22
• [学会発表] 改良型PSOによるスタッフスケジューリング問題の解法 (2011)
  • 著者名/発表者名: 安田大悟、内種岳詞、畠中利治
  • 学会等名: ファジィシステムシンポジウム 2011
  • 発表場所: 福井大学
  • 年月日: 2011-09-13
• [学会発表] 改良型PSOによるスタッフスケジューリング問題の解法 (2011)
  • 著者名/発表者名: 安田大悟、内種岳詞、畠中利治
  • 学会等名: ファジィシステムシンポジウム2011
  • 発表場所: 福井大学、福井県
  • 年月日: 2011-09-13
• [学会発表] ロボカップ3Dサッカーシミュレーションにおける歩行パラメータ調整へのPSOの適用 (2011)
  • 著者名/発表者名: 内種岳詞、畠中利治
  • 学会等名: ファジィシステムシンポジウム2011
  • 発表場所: 福井大学、福井県
  • 年月日: 2011-09-12
• [学会発表] Applying Evolution Strategies to Biped Locomotion Learning in RoboCup 3D Soccer Simulation (2011)
  • 著者名/発表者名: Takeshi Uchitane and Toshiharu Hatanaka
  • 学会等名: 2011 IEEE Congress on Evolutionary Computation
  • 発表場所: アメリカ合衆国 , ニューオリンズ
  • 年月日: 2011-06-06
• [学会発表] Applying Evolution Strategies to Biped Locomotion Learning in RoboCup 3D Soccer Simulation (2011)
  • 著者名/発表者名: Takeshi Uchitane, Toshiharu Hatanaka
  • 学会等名: 2011 IEEE Congress on Evolutionary Computation
  • 発表場所: ニューオリンズ市、アメリカ合衆国
  • 年月日: 2011-06-06
• [学会発表] ヒューマノイドロボットの歩行動作獲得問題へのCMA-ESの適用 (2010)
  • 著者名/発表者名: 内種岳詞、畠中利治
  • 学会等名: 進化計算シンポジウム2010
  • 発表場所: レイクサイドホテル久山(福岡県糟屋郡久山町)
  • 年月日: 2010-12-20
• [学会発表] 進化的CPGを用いたヒューマノイドロボットの歩行獲得におけるパラメータ調整法の考察 (2010)
  • 著者名/発表者名: 内種岳詞、畠中利治
  • 学会等名: インテリジェントシステムシンポジウム2010
  • 発表場所: 首都大学東京(八王子)
  • 年月日: 2010-09-26
• [学会発表] Evolution strategies for biped locomotion learning using nonlinear oscillators (2010)
  • 著者名/発表者名: Takeshi Uchitane, Toshiharu Hatanaka and Katsuji Uosaki
  • 学会等名: SICE 2010 Annual Conference
  • 発表場所: 台北市
  • 年月日: 2010-08-20
• [学会発表] Evolution strategies for biped locomotion learning using nonlinear oscillators (2010)
  • 著者名/発表者名: 内種岳詞、畠中利治、魚崎勝司
  • 学会等名: SICE 2010 Annual Conference
  • 発表場所: Grand Hotel(台北市、台湾)
  • 年月日: 2010-08-20
• [備考]
  • URL: http://www-nomo.ist.osaka-u.ac.jp/nomo/
• [備考]
  • URL: http://www-nomo.ist.osaka-u.ac.jp/nomo/