• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ソーシャル・キャピタル蓄積のための情報システムと社会システムの連携モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 22500232
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 図書館情報学・人文社会情報学
研究機関東海大学

研究代表者

小林 隆  東海大学, 政治経済学部, 准教授 (70384881)

研究分担者 辻 秀一  東海大学, 情報通信学部, 教授 (80328103)
研究期間 (年度) 2010 – 2012
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワードソーシャル・キャピタル / 情報システム / 社会システム / インターネット
研究概要

ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)の失われた地域社会では、情報システムが導入されたからといって地域を越えたバーチャル・コミュニティが形成されることはない。本研究は、過去に実施された地域ICT活用の状況分析を踏まえて開発された情報システムを用いて、過疎地域を含む現実の地域社会における社会実験を繰り返す。これにより脱地域性と地域社会の信頼性の両立を可能とする情報システムと社会システムの連携モデルを提示することを目的として研究が進められた。
その方法として(1)全国で展開された地域ICT利活用モデル構築事業などの社会実験の企画書、報告書の内容分析を実施した。(2)社会実験のフィールドとして予定している神奈川県山北町の山間の過疎3地区と駅周辺の1地区で組織されている地域まちづくり組織の協力を得て住民や行政による社会組織の構成とその関係についての調査を進めた。(3)神奈川県山北町における社会実験の実施調整を進めその体制を整備した。(4)地域ICT利活用事例の分析で明らかになった脱地域性と信頼性を獲得するための課題を克服するための情報システムを開発して社会実験を実施した。
地域ICT利活用関係の報告書の内容分析や社会実験からは、情報システムの地域性、脱地域性という2つの役割とそれぞれの役割に対する組織性と受動参加性、選択性と能動参加性という4つの機能が地域の継続性に機能する概念モデルが提示された。今後は社会実験結果の分析によりこのモデルの修正を試みる予定である。

報告書

(1件)
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 持続可能な地域社会のための情報システムの役割と機能に関する考察2010

    • 著者名/発表者名
      小林隆
    • 雑誌名

      東海大学紀要政治経済学部

      巻: 第42号 ページ: 21-38

    • NAID

      120006591087

    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [学会発表] ポイント利用による地域活性化支援システムの提案2011

    • 著者名/発表者名
      芦田陽香、小笠原功大、酒井貴啓、三浦雄己、水野加央里、森翔太、松浦祐太、吉見哲哉、小林隆、辻秀一
    • 学会等名
      情報処理学会全国大会
    • 発表場所
      東京工業大学
    • 年月日
      2011-03-02
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書

URL: 

公開日: 2010-08-23   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi