研究課題
基盤研究(C)
サルの運動関連皮質を数百ミリ秒間電気刺激すると、手を伸ばして物をつかむ、物をつかんで口元に運ぶ、等の複雑な(とくに上肢の)運動が起こる。これは、オトナのサルを用いた実験で見いだされたことであるが、このような複雑な運動を発現する神経機構が、生得的なものか、生後の経験によって発達するものかはわかっていなかった。我々の研究により、生後1年程度の幼若個体においても、このような運動が誘発されることがわかった。また、手を伸ばす皮質領域と手を口元に運ぶ領域で、前頭葉、頭頂葉からの神経入力パターンの違いを明らかにした。
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Eur J Neurosci
巻: 36 ページ: 3365-75
巻: 33 ページ: 285-97
Eur. J. Neurosci
巻: 33 号: 2 ページ: 285-97
10.1111/j.1460-9568.2010.07492.x