研究課題
基盤研究(C)
発生、発がんなどの研究分野において、複数の遺伝子の発現を時期・組織を変えて人為的に制御する実験系の確立が望まれている。本研究では、Cre/loxP遺伝子組換えに依存してH-RasおよびEGFPを広範囲の組織で発現するCGH4遺伝子導入マウス(Ichiseetal.,2010)の導入遺伝子組込み部位を同定し、当該遺伝子座を標的とした遺伝子改変システムを作出した。既存のRosa26遺伝子座改変システムとの併用が可能であり、複数の配列特異的遺伝子組換え酵素を利用した遺伝子発現制御に有効である。
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