研究課題/領域番号 |
22500403
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
水野 理介 東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (30273080)
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研究分担者 |
一色 政志 東京大学, 医学部附属病院(大学院医学系研究科分子血管内分泌学講座), 特任准教授 (70302734)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 生体システム / フィジオーム / 硫化水素 / ガスバイオロジー / 微小循環 / リンパ管 / 血管 / 平滑筋 / 内皮 / CSEノックアウトマウス / 大動脈 / 抵抗血管 / 内皮細胞 / システイン / 一酸化窒素 / 活性酸素種 |
研究概要 |
生体の機能調節機構に関わる新しいガス分子Hydrogensulfide(HS)の微小循環系に対する作用を検討した。L-システイン(HSの基質)は、抵抗血管平滑筋のCystathionineγ-lyase(CSE)活性化を介して、抵抗血管に対して内皮細胞非依存性拡張反応を惹起した。L-システインは、集合リンパ管の自発性収縮頻度を有意に減少させ、このL-システ2インによる負の変時作用は、DL-propargylglycine(PAG;選択的CSE阻害薬)処置によって正の変時作用へと転じた。抵抗血管や集合リンパ管における内因性L-システイン-CSE-HS経路は、微小循環調節機構に重要な働きを果たしていることが判明した。
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