研究課題/領域番号 |
22500418
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
小濱 剛 近畿大学, 生物理工学部, 准教授 (90295577)
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研究分担者 |
吉田 久 近畿大学, 生物理工学部, 教授 (50278735)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 知覚閾下 / 視覚認知パフォーマンス / トップダウン注意 / ボトムアップ注意 / 固視微動 / マイクロサッカード / 定量的評価 / ドリフト眼球運動 / コヒーレント運動 |
研究概要 |
本研究は,注意機能と密接に関与する固視微動の統計的解析に基づき,知覚閾下の運動情報,すなわち「見えざる運動」が認知機能に及ぼす影響を客観的に評価することを目的とするものである.注視を維持した状態で,注視位置に提示された情報に対する認知課題を実施し,背景に知覚閾下で運動する視覚運動情報を提示した際の固視微動を解析することで,知覚閾下の視覚運動情報によるトップダウン注意機構への影響を評価した.その結果,マイクロサッカードの発生頻度が知覚閾下の運動情報によって変化することが示され,また,ドリフト眼球運動の揺らぎの性質が,周辺視野に提示された低コントラストの運動情報の影響を受けることが明らかとなった.
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