配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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研究概要 |
車椅子で段差を乗り越える際,車椅子利用者が前輪を浮かせて移動する,いわゆるウィリー動作を安全に習得できる車椅子体験VRシミュレータの開発を行った. まず,車椅子のハンドリム部に力フィードバックが可能なように改良した車椅子シミュレータを用いて,揺動感覚と人の認知機能との関係および,車椅子の動作訓練への適用可能性について検証した.次に,ウィリー動作が出来るように装置を改良し,段差乗り越え実験を行った.その結果,ウィリー動作に対する車椅子シミュレータの訓練効果が確認された.さらに,仮想空間の効果的な提示法の検討および訓練状況に関する情報を提示画面に付加することで訓練効果の向上させることを目的として検討を行った.その結果車椅子シミュレータのユーザに,どのような視覚情報を提示すれば,訓練効果が高まるかについての有効なデータが得られた.
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