研究課題/領域番号 |
22500524
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 津山工業高等専門学校 |
研究代表者 |
薮木 登 津山工業高等専門学校, 情報工学科, 教授 (50200572)
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研究分担者 |
井上 浩行 津山工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (00232554)
鷲見 育亮 鳥取環境大学, 環境情報学部, 教授 (70341071)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 福祉用具 / 支援機器 / 画像処理 / 障害者支援 / 視線利用 / 動的ネットモデル / 視線検出 / 家電コントロール / 視線インターフェース / ネットワークカメラ / 動的なネットモデル / 視線 / 家電 |
研究概要 |
本研究では、身障者や高齢者のような介護が必要な人の生活支援において、手足が不自由な要介護者が家電製品を簡単にコントロール(電源のON、OFFなど)できるシステムを構築することを目的とする。すなわち、要介護者の視線を画像処理により検出し、その視線方向にある家電製品をリモコンで無線コントロールする視線コントロールシステムを構築する。本システムの特徴として各家電製品に一台ずつカメラを設置(カメラ一体型家電装置)しておき、カメラは無線LANにより画像処理・制御用パソコンと繋がっている。そこで、まず、カメラ1台と家電製品(テレビ)1台のコントロールシステムを構築した。次に、2台以上の家電製品それぞれにネットワークカメラを設置する。各カメラで撮影された映像をもとに、その都度、顔がどちらの装置に向いているかの判断を行い、カメラ画像の優先度を判定する方法を検討した。その方法を視線コントロールシステムに組み込み、最大7台のカメラを用いてシステムが動作することを確認した。また、制御対象となる家電のコントロール項目を増やし、一例としてテレビのチャンネル、音量、電源のオン/オフをシステムに設定し、動作の確認を行った。以上により、「視線を用いた家電製品のコントロールシステムの構築」における基盤システムは構築できた。さらに、関連した性能改善の方法などについても検討を行った。
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