研究課題/領域番号 |
22500673
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
篠田 元扶 獨協医科大学, 教授 (70084605)
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研究分担者 |
藤平 篤志 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (70307685)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2010年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 肥満 / 卵胞ホルモン / 摂食 / 基礎代謝 / 運動 / 卵巣摘出 / 基礎代謝率 / 骨格筋 / 運動能力 / 自発運動活性 / 脳内アミン |
研究概要 |
卵巣摘出(OVX)動物は肥満を示すため、閉経期以降の女性の肥満症モデルとされるが、肥満成立の機序については十分解明されていないことから、この原因について雌ラットを用いて追究した。OVX 群の体重は術後より 3 カ月間の観察期間を通して対照(Sham)群と比べて著明な増加を示した。一方、OVX 群の摂食量は術後 2 ヵ月間有意な高値を示したが、その後は Sham 群とほぼ同量となった。このため、摂食量の増加だけが肥満の原因ではないと考えられる。また OVX 群の体温は Sham 群と比較して有意に低値を示したことから、OVX 群の基礎代謝は Sham 群より低いことが示唆された。以上の結果から、OVX ラットの肥満症は OVX 後初期の摂食量の増加に加え、基礎代謝が減少することによって惹起されるものと考えられる。
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