研究課題
基盤研究(C)
本研究は穀物から蛋白質・アレルゲンの混入がなく、高濃度の糖類やアミノ酸を回収するための基盤技術を開発することを目的とした。米粉に加水・加熱して糊化させた後、アミラーゼおよびプロテアーゼで処理して液化した糖化液を遠心すると、上清には蛋白質がほとんど含まれず、蛋白質の36%がアミノ酸として、アミノ酸とペプチドを併せると63%が上清に回収され、澱粉は単糖類としてほぼ定量的に回収された。米粉を原料とした新規食品の開発・実用化および米粉の需要拡大への貢献が期待される。
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