研究課題/領域番号 |
22500773
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 東京女子医科大学 (2013) 順天堂大学 (2010-2012) |
研究代表者 |
永田 智 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (70266055)
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研究分担者 |
清水 俊明 順天堂大学, 医学部, 教授 (30260889)
大塚 宜一 順天堂大学, 医学部, 准教授 (90338335)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 小児肥満 / プロバイオティクス / 腸内細菌叢 / 便中有機酸 / Lactobacillus casei シロタ株 / Bifidobacterium / 減量効果 / 脂質代謝 / 便中酢酸 / Lactobacillus / 16S ribosomal RNA / エネルギー・コントロール食 / 高脂血症 / 耐糖能異常 |
研究概要 |
肥満群の便では健常児と比較してビフィズス菌の有意な減少と便中酢酸濃度の明らかな低下が認められた。肥満群は、観察期間の前半6ヶ月を食事・運動療法のみ、後半6ヶ月は乳酸菌シロタ株含有飲料を飲用させたところ、飲用1ヶ月後に有意な体重減少が得られた。また、飲用3カ月後に中性脂肪値の有意な低下、1カ月後にHDLコレステロール値の上昇傾向、飲用3カ月後に便中ビフィズス菌の有意な増加と酢酸濃度の有意な上昇が認められた。以上より、シロタ株には肥満抑制効果があることが示唆され、その効果は、シロタ株が腸内のビフィズス菌の増殖を促進して、その代謝産物である酢酸などが脂質代謝に影響している可能性が考えられた。
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