研究課題
基盤研究(C)
多価不飽和脂肪酸(PUFA)を調節した特殊飼料や人工乳で脂質代謝酵素である-6不飽和化酵素欠損マウスを飼育し,体重変化や組織内脂肪酸組成を測定した.体重変化において,成熟齢ではPUFAの違いによる差異は観察されなかったが,乳仔期,若齢期では,PUFAの体重増加に対する影響は明らかであった.脂肪酸組成では全ての個体において,アラキドン酸やドコサヘキサエン酸の低下が認められ,その機能性について検討する必要があると考えられた.