研究課題/領域番号 |
22500804
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
池田 敏和 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (70212777)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | モデル / 数学教育 / 数学的思考 / 表現 / 推論 / 対象 / 集合関係 / 数学第一類・二類 / 生活単元学習 / 数学教育の現代化 / オープンエンドアプローチ / 問題づくり / 数学的モデリング / モデル主義 / 数学学習 / 具体化 / 抽象化 / 数学的モデル |
研究概要 |
本論では,数学教育においてモデルには大きく二つの役割があることを同定した.一つ目は,仮想空間としてのモデルの役割である.モデルは,思考を促進するために別の世界におきかえられた問題や事象を意味し,目的に応じて抽象化,具体化,翻訳という行為を通してモデルがつくられることになる.二つ目は,対比(参照)の対象としてのモデルの役割である.モデルは,アナロジー(類比)を引き出すための見本となる要素間の構造(システム)を意味する.そして,モデルの二つの役割が,小学校算数,中・高等学校数学においてどのような役割を果たすのかについて具体的に議論した。
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