研究課題/領域番号 |
22500966
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
平野 満 明治大学, 文学部, 教授 (10189855)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 小野蘭山書簡 / 本草学通史 / 小野蘭山門人 / 百品考 / 小野蘭山 / 本草学 / 自然誌 / 漢字文化圏 / 衆芳軒 / 宮地郁蔵 / 『西帰録』 |
研究概要 |
西尾市岩瀬文庫に調査に赴き、小野蘭山門人の山本亡羊の『百品考』を調査した。また、蘭山以後の本草学の一例として、渋江長伯の物産研究を「渋江長伯の本草学研究―物産学の視点から―」として論文化した。 さらに、これまでに入手した本草学関係の資料の書誌をデータ化し、本草学通史のなかでの小野蘭山本草学の意義を考察する手段として活用可能にする準備を開始した。この作業は継続中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
これまでに入手した資料を整理し、書誌目録を作成した。まだ継続中であるが、この作業は、小野蘭山以前と以後の本草学を概観し、蘭山本草学の意義を本草学通史のなかでとらえるのを目標とするものである。
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今後の研究の推進方策 |
昨年度に引き続き、これまでに収集した資料情報を整理し、小野蘭山本草学の集大成を目指す。 今後は、他機関にある小野蘭山書簡を翻刻し、その解説を付し、人的ネットワークと小野蘭山の学問の特徴を明らかにする予定である。 また、新出資料として小野蘭山門人の山本亡羊の門人録が報告されたことを機に、蘭山孫弟子の動向まで視野に入れる予定である。
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