研究課題/領域番号 |
22500972
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
斉藤 了文 関西大学, 社会学部, 教授 (60195998)
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研究分担者 |
吉田 敬介 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60191582)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 人工物 / 技術論 / 倫理 / 限定合理性 / 法人 / 社会システム / 制度 / 工学倫理 |
研究概要 |
技術論を、人工物を中心にまとめることがこの研究の目的である。人工物が個物だと確認すると、思想より現場とのつながりが重要になる。ただ、製造現場の労働条件より、設計が技術論のポイントとなる。人工物は、科学技術を体現したものであるというだけでなく、発注者の意図を体現したものでもある。つまり、人工物の考察には科学技術の理解では当然足らない。設計における現実の制約、さらには技術者の限定合理性を見て、理学的発想で「安全でない可能性」を取り上げるだけなら、人工物の技術論としては不十分となる。人工物を基盤に据え、これらの自明の論点を展開することによって、新しい技術論を、「人工物と共に暮らす」という観点の下に立ち上げた。
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