研究課題/領域番号 |
22500973
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
守屋 豊人 北海道大学, 埋蔵文化財調査室, 特定専門職員 (60396273)
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連携研究者 |
佐野 雄三 北海道大学, 大学院・農学研究院, 講師 (90226043)
渡邊 陽子 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 学術研究員 (30532452)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 材質分析 / 古環境 / アイヌ文化 / 木製品 / 樹種識別 / 建築材 / 樹種同定 |
研究概要 |
北海道東部の常呂川河口遺跡で発見されたアイヌ文化の建築材を樹種同定して、北海道東部におけるアイヌ文化の住まいが周辺植生から広葉樹(主にヤナギ属、コナラ節、トネリコ属)を選択し、柱材などに利用した様相を示した。北海道中央部の同時期の資料と比較し、建物(住居、小屋など)の材料に、広葉樹(丸木取りとした)を周辺の古植生から選択し、建物の素材として利用しているアイヌ文化の様相がより明らかとなった。本研究では木材1点がブナ属と樹種同定でき、その利用把握は北海道東部遺跡での初例である。
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