研究課題
基盤研究(C)
汀線砕波特性に与える裾礁型サンゴ礁 (以下,リーフとよぶ) の影響を定量的に明らかにするため,沖縄島での野外観測と実内実験による調査を実施した.リーフ上の波高減衰の程度を示すリーフ外縁部での波高(H')に対する汀線砕波波高 (Hb) の比(Hb/ H')は,リーフ外縁部の水深(h)とリーフの水平幅(W)の比(W/h)が増大するにつれて減少することがわかった.このことはリーフ上の波高減衰がリーフの地形特性によって規定されていることを示している.
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Geological Society ofLondon
D. Kennedy, W. Stephenson and L. Naylor (eds.) Rock Coast Geomorphology: A Global Synthesis. Geological Society of London
巻: -
沖縄地理学会会報
巻: 55 ページ: 14-15