研究課題/領域番号 |
22500991
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 国立極地研究所 |
研究代表者 |
菅沼 悠介 国立極地研究所, 研究教育系, 助教 (70431898)
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研究分担者 |
三浦 英樹 国立極地研究所, 研究教育系, 助教 (10271496)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 南極氷床 / 古環境復元 / 地形 / 地質学 / 地球システム変動学 / 地球温暖化 / 未来予測 / 第四紀学 / 地形・地質学 / 氷床高度復元 |
研究概要 |
本研究では,東南極セール・ロンダーネ山地中部において現地調査に基づく氷床変動の痕跡の認定と,表面露出年代測定を行った.その結果,同地域では前期更新世以降に約570mの氷床高度低下が起きた可能性が高いことが明らかになった.また,最終氷期以降では氷床融解が約1.4万年前に開始したことが示された.この結果は,東南極氷床融解がMeltwater Pulse 1Aと呼ばれる急激な全球的海水準上昇に寄与しなかったことを示唆する.
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