研究課題
基盤研究(C)
術前化学療法後、原発巣切除が行われたホルモン受容体陰性・HER2陰性(トリプルネガティブ)乳癌 (TNBC)につき、治療前のコア針生検標本の組織学的情報から化学療法に対する病理学的完全奏効(pCR)予測指標を見出す検討を行い、腫瘍浸潤リンパ球(TIL)の程度が強い乳癌はpCR率が有意に高いことを明らかにした。TNBCの中でも浸潤性乳管癌ではTILとpCRの関連がみられたが、化生癌においては見られなかった。Basal-likeマーカーやp53とpCRの間に相関は見られなかった。
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