研究課題/領域番号 |
22501040
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍診断学
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研究機関 | 独立行政法人医薬基盤研究所 |
研究代表者 |
原 康洋 独立行政法人医薬基盤研究所, 創薬基盤研究部, 研究員 (70568617)
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研究分担者 |
朝長 毅 独立行政法人医薬基盤研究所, 創薬基盤究部, プロジェクトリーダー (80227644)
松原 久裕 千葉大学, 医学(系)・研究科(研究院), 教授 (20282486)
石濱 泰 京都大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (30439244)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | プロテオミクス解析 |
研究概要 |
本研究では、最新のプロテオーム技術を用いて癌転移抑制効果を有するmiRNAの標的タンパク質の探索を行った。第一に乳癌細胞の転移を顕著に抑制することが報告されているmicroRNA-31 (miR-31)に着目し、miR-31の標的となるタンパク質の探索とそれら標的タンパク質による癌転移の制御メカニズムの解明を目的としたプロテオーム解析を試みた。転移性乳癌細胞株MDA-MB-231にレンチウイルスベクターを用いてmiR-31を導入し、miR-31導入細胞とコントロールベクター導入細胞から抽出したタンパク質をトリプシン消化後、iTRAQ試薬による標識を行いLC-MS/MSにかけることによりタンパク質の同定と発現量の差異解析を行った。その結果、miR-31導入細胞で発現が変化している複数のタンパク質を新たに同定できた。 次に癌転移を抑制する新たなmiRNAの候補としてmiR-145,miR-205, miR-206,miR-335を選択し、それらmiRNAをレンチウイルスベクターを用いてMDA-MB-231に発現導入した。miR-31を含むそれらのmiRNA発現細胞の癌浸潤抑制効果をマトリゲルを用いたインベージョン・アッセイにより入念に調べた。その結果、それらのmiRNAに浸潤抑制効果は確認できなかった。
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