研究課題/領域番号 |
22510013
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
松崎 雅広 広島大学, 大学院・理学研究科, 助教 (50294517)
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連携研究者 |
伊村 智 国立極地研究所, 研究教育系, 准教授 (90221788)
工藤 栄 国立極地研究所, 研究教育系, 准教授 (40221931)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 硫黄循環 / 窒素循環 / 南極湖沼 / 気候変動 / 細菌群集構造 / 環境変動 / 水環境 / 細菌 / 嫌気呼吸 |
研究概要 |
本研究では南極湖沼の硫黄循環モデルとしての可能性を探るために様々な南極湖沼の細菌群集構造解析を行った。高濃度塩湖のすりばち池と舟底池の上層は出現菌属が少なく単純な細菌相であったが、嫌気的であるすりばち池の下層は多様性に富んでいた。これらの細菌は系統的に近縁属であり、高塩分が細菌相を左右する要因であることが考えられた。DMSOの前駆物質であるジメチルスルフォニオプロピオネートの存在量が少ない水層ではDMSO呼吸細菌が優占属であり負の相関関係が認められた。一方、淡水湖はThiomicrospirasp.が優占する単純な細菌相であった。
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