研究課題/領域番号 |
22510024
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 福岡県保健環境研究所 |
研究代表者 |
楢崎 幸範 福岡県保健環境研究所, その他部局等, 研究員 (00446866)
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研究分担者 |
田上 四郎 福岡県保健環境研究所, その他部局等, 研究員 (80446856)
山本 重一 福岡県保健環境研究所, その他部局等, 研究員 (60446862)
濱村 研吾 福岡県保健環境研究所, その他部局等, 研究員 (00446874)
力 寿雄 福岡県保健環境研究所, その他部局等, 研究員 (40446860)
天野 光 (財)日本分析センター, (財)日本分析センター, 研究員 (80354851)
大久保 彰人 福岡県保健環境研究所, 環境科学部, 課長 (30446827)
安武 大輔 福岡県保健環境研究所, 管理部, 研究員 (30446835)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 環境計測 / 大気汚染 / 同位体分析 / オキシダント / 越境大気汚染 / 硫酸塩 / 浮遊粒子状物質 / 黒色炭素 / PM2.5 / 安定同位体比 / 黒い黄砂 / 変異原性試験 / 放射性同位体 / オゾン / ベンゼン |
研究概要 |
北部九州の広域で観測される大気汚染について2010年~2012年の春期を中心に同位体化学を含む環境動態解析及び健康影響評価を実施した。西日本では大気環境が悪化し,春先から梅雨にかけて都市部以外でも空がかすむ現象が頻発した。汚染大気中には化学物質の他,黄砂や花粉が観察された。これらの複合大気汚染が原因で鼻炎の悪化,アレルギー疾患,呼吸器疾患等の増加が懸念された。なかでも,2010年5月20~21日には越境大気汚染物質によると思われる濃い霧に包まれ,視程が悪く鉄道や航空機等の交通機関に支障をきたした。この間,黒色炭素,硫酸塩,鉛,オゾン及びベンゼン等の人為起源成分が高濃度で検出された。この濃霧は1945年のロサンゼルスと同様なメカニズムで発生していたことを突き止めた。また,同時に大気汚染物質に曝された黒い黄砂の存在を明らかにした。
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