研究課題
基盤研究(C)
富山大学理学部屋上にて採取した大気試料をPCR-DGGE法で解析したところ,細菌群集構造は試料採取日によって変動が大きいと考えられた。細菌由来のバンドでは,Proteobacteria,Firmicutes,Bacteroidetesの3門が全体の約80%を占め,属レベルでより細かく分類するとPseudomonas属が多く検出された。また,立山における黄砂を含む積雪層中の細菌を培養法で調べたところ,同じ16S rDNA塩基配列を持つBacillus属菌を2年連続して検出し,これらの細菌が黄砂と共に長距離輸送されていた可能性が示された。
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Tateyama, Japan. Bulletin of Glaciological Research
巻: Vo l.29
Bulletin of Glaciological Research
巻: (accepted)