研究課題/領域番号 |
22510057
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
山本 政儀 金沢大学, 環日本海域環境研究センター, 教授 (10121295)
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研究分担者 |
張 勁 富山大学, 理工学研究部, 教授 (20301822)
佐々木 圭一 金沢学院大学, 文化系, 准教授 (50340021)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 天然放射性核種 / 大深度温鉱泉 / 高塩分地下 / ラジウム / ウラン / NaCl型地下熱水 / 温泉水 / 化石海水 / アルファー反跳 / 大深度掘削泉 / 高NaCl型温泉水 / 北海道 / 放射性核種の挙動 / 高塩分熱水 / 放射性元素の挙動 |
研究概要 |
大深度掘削NaCl型温鉱泉水でラジウムが高濃度になる成因解明を目指した。具体的には,日本海に面する石川県から北海道にいたる深部NaCl型地下熱水を採取し,試料の化学成分、水素・酸素同位体、U、Th、Ra 同位体、さらに掘削コアー岩石試料の測定を行った。その結果、(1)Ra濃度と塩分との正の相関、(2)水相中へのRa供給は岩石表層の親核種のα壊変に伴うα反跳に支配されていること、更に(3)溶解したRaは塩分が高いと保存性として存在することを明らかにした。
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