研究課題/領域番号 |
22510209
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ゲノム生物学
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研究機関 | 沖縄科学技術大学院大学 (2011-2012) 独立行政法人沖縄科学技術研究基盤整備機構 (2010) |
研究代表者 |
川島 武士 沖縄科学技術大学院大学, マリンゲノミックスユニット, グループリーダー (10378531)
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研究分担者 |
中島 啓介 沖縄科学技術大学院大学, マリンゲノミク スユニット, 研究員 (10422924)
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連携研究者 |
山田 力志 名古屋大学, 理学系研究科, 助教 (10551020)
広瀬 祐一 琉球大学, 理学部, 教授 (30241772)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 海産無脊椎動物 / トランスクリプトーム / ホヤ / 被嚢 / 被嚢細胞 / 遺伝子発現情報 / Ciona intestinalis / 進化 / 被嚢動物 / カタユウレイボヤ / ショートリード・シーケンサー / 遺伝子発現解析 |
研究概要 |
本研究は、近年になって進化発生生物学におけるモデル生物としての位置づけが確立しつつあるカタユウレイボヤについて、もっとも研究の進んでいない細胞群の一つである被嚢細胞の分子および細胞生物学的研究基盤の確立をめざした。研究は大きく2パートに分かれる。すなわち(1)ホヤの被嚢細胞に発現するRNAの網羅的な解析と、(2)被嚢細胞自体の分子細胞生物学的な解析である。(1)について当初の予想と異なり、RNAはとれるものの、配列解析に十分な高い精製度のRNAを取得することができず、研究計画を大きく変更せざるを得なくなった。このため(1)については、期間中にできるだけ多くの被嚢の冷凍サンプルを取得することと、被嚢からの被嚢細胞RNAの抽出方法についての条件検討を行った。また配列解読以外の方法を模索するために、DNAマイクロアレイの設計を行った(13.研究発表Matsumaeetal.を参照のこと)。(2)被嚢細胞については、まわりを覆うセルロース性の繊維のために、細胞生物学および分子生物学的な解析をおこなうのも困難である。連携研究者の広瀬祐一教授の助言を得て、被嚢細胞のみをスライドグラスに移動させる手法を開発し、核の染色を行った。このことで被嚢細胞がまちがいなく核をもつことや、この手法ですくなくとも2種類の被嚢細胞をスライドグラス上に移動させることができることを確かめた。この手法を利用することで、被嚢細胞で発現する遺伝子のinsituhybridizationも可能になったと考えている。残念ながら(1)の計画の遅れのために、当初の目的を期間中に達成することができなかったが、必要なサンプルを十分量確保し、保存してあるので、今後、予定の被嚢細胞RNAの解析を2年以内をめどにすすめたいと考えている。
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