研究課題/領域番号 |
22510273
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 北九州市立大学 |
研究代表者 |
田村 慶子 北九州市立大学, 大学院・社会システム研究科, 教授 (90197575)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 東南アジア / シンガポール / 南洋大学 / 華人 / 陳六使 / リー・クアンユー / 国民統合 / シンガポール国立大学 / マラヤ連邦 / 華僑 / 国家建設 / マラヤ / 華語教育 / 英語教育 |
研究概要 |
本研究は、シンガポールで 1956 年に開学し、1980 年に閉鎖された南洋大学という私立の華語(標準中国語)大学の 25 年の歴史を、多民族多言語国家シンガポールの国民統合政策との関連で論じたものである。大学の歴史は、数では圧倒的に英語派に勝るものの、政治権力からは遠かった華語派華人が英語派との抗争の末に社会の周辺に追いやられていく過程であり、権力の側から見れば、多民族多言語の社会において民族の言語や文化をどのように政治的に管理するのかという政治と言語の葛藤の歴史であった。
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