研究課題/領域番号 |
22510274
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 熊本県立大学 |
研究代表者 |
砂野 幸稔 熊本県立大学, 文学部, 教授 (60187797)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 多言語状況 / 言語政策 / フランコフォニー / フランス語 / セネガル / マリ / モーリタニア / アフリカ諸言語 / 教育言語 / 植民地政策 / アラビア語 / ウォロフ語 / 公用語 / 地域語 / カイ / モロッコ |
研究概要 |
旧フランス領アフリカ諸国は、独立後フランス語を公用語としたが、フランス語はいまだに全国民の言語とはなっていない。しかし、いくつかの国では、土着のアフリカ言語が事実上の共通語として発展している。本研究では、そうした国々において、公用語のフランス語とアフリカ諸言語の関係がどのように変化してきているかについて、社会言語学的立場からの実態調査を行った。その結果、ラジオ、テレビなどの口頭メディアにおけるアフリカ諸言語の使用の拡大とアフリカ諸言語の重要性を認める方向への政策方針の表明が見られる一方で、教育、行政における使用については、非常に限られた水準にとどまっていることが確認された。
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