研究課題/領域番号 |
22510277
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
阿部 珠理 (阿部 朱理) 立教大学, 社会学部, 教授 (50184213)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 文化再生 / 部族大学 / 部族コミュニティ / 部族語教育 / 伝統教育 / 近代教育 / ラコタ / ロースバッド / 先住民高等教育 / 文化創造 / 社会開発 |
研究概要 |
アメリカ先住民ラコタ・スー族社会における文化再生および共同体再生において、部族大学が重要な役割を担っていることが明らかになった。その第1は部族社会の諸問題―貧困、疾病、低学歴、家族の紐帯の喪失などに対処できる有能な人材をそれぞれの対応部署に輩出していることである。ことにそれは小中学校などの教育現場に顕著である。第2にそれら学生の学習継続、動機付けに指導教員が多大な努力を払い、時には個人的な支援が学生を脱落から救っている現実が明白になった。第3に言語維持カリキュラムの作成、儀式の大学における実践など部族大学が文化維持への明白な意志をもち、具体的な実践をしている実態が明らかになった。
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