研究課題/領域番号 |
22510291
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
荒木 映子 大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 名誉教授 (50151155)
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研究分担者 |
高橋 章夫 大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 非常勤講師 (10527724)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 身体・表現・メディア / 第一次世界大戦 / 犠牲 / 記憶 / トラウマ / 戦場 / モダニズム / 記念碑 / ジェンダー / ナショナリズム / 英文学 / 文化史 / 男性性と女性性 / シェル・ショック / 英米文学 |
研究概要 |
男は戦場へ、女は銃後を守る、というジェンダー規範が第一次世界大戦のイギリスにおいてどのようにくずれ、再編成されたかを研究した。過去の戦争の英雄像がもはやあてはまらない現実を知った兵士達は、「男らしさ」の喪失の問題に苦しむ。また、総力戦体制は、結果的に、女性達をも前線近くへ看護婦や救急車運転手として赴かせることになり、銃後=女性というくくりをこわしてしまう。従来の規範が再編成される過程と、社会や国家によるその受入れ方を種々の戦争の表象によって検討し、新たな大戦の相貌をとらえようとした。
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