研究課題/領域番号 |
22520007
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
渡辺 邦夫 茨城大学, 人文学部, 教授 (30191753)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 『テアイテトス』 / 『ニコマコス倫理学』 / 幸福 / 知識 / 徳 / 観想と実践 / 相対主義 / 人柄の徳 / 『二コマコス倫理学』 / 徳倫理学 / 理解 / 同一指定能力 / 有益性 / 『メノン』 / 主知主義 / 『テアイテトル』 / 実践能力 / 反相対主義 |
研究概要 |
プラトン『テアイテトス』の「神の似像」の議論を解釈し、前後の文脈から、未来に向けて知識と善の絶対的価値が主張できるという全体的主張を取り出した。これはプラトンが知識を道徳的で実践的価値を持つものとみなしていたという帰結を持つ。この結果を『テアイテトス』の熱心な読者であったアリストテレスの『ニコマコス倫理学』解釈に結び付け、アリストテレスが知の道徳性と実践性のプラトン的論点を彼流に応用していたこと、および人柄の徳とその教育から説き起こした点など、新たな教育的視点も付け加えたことを論じた。
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