研究課題/領域番号 |
22520011
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
高橋 久一郎 千葉大学, 文学部, 教授 (60197134)
|
研究協力者 |
千葉 恵 北海道大学, 文学部, 教授 (30227326)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 哲学 / 哲学・倫理学 / アリストテレス / エネルゲイア / 知識 / 論証 / 実在論 / 規範性 / 類と種 / 形而上学 / 認識論 / 探求 / 正当化 / 公理論 |
研究概要 |
新たな日本語版『アリストテレス全集』において『分析論後書』の翻訳と注解・解説を担当することになったため、規範性という問題を中心にエネルゲイア概念について検討することとなった。(1)知識論における規範性を考える上での核となる『分析論後書』の翻訳と注解をほぼ完成し、遅くとも来年度には刊行される。(2)メタ倫理における実在論と反実在論との論争を直接に実在性に関わる論争としてではなく、倫理学における規範性の問題を、知識論における「理由」とある意味でパラレルに考える立場について検討し、問題が依然として未決であることを論じた。(3)ことがらの概念的把握が、少なくともある種の場合には「発見」でも「約定」でもなく、いわば「自ずから」という位相にあることを、「死」という問題を検討しつつ論じた。
|