研究概要 |
研究期間中に8本の論文発表と3つの学会発表を行なった。メルロ=ポンティの存在論における文学の位置づけについて、基礎的な文献の読解に基づき、論文を執筆した。その成果として、2012年2月に「メルロ=ポンティ哲学における文学と両義性」を『立命館文学』に発表した。また、フランス、パリ、エコール・ノルマル・シュペリウールで2012年5月5日に行なわれた国際コロックでフランス語による発表"Lachairdumonde-unepetiteconsiderationsurlarelationentredeuxecrivains,Merleau-PontyetClaudeSimon"を発表した。これらの論文と国際学会発表は、本研究の当初よりの計画と成果公表の方針に沿うものであり、十分な成果を収めることができた。
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