研究課題/領域番号 |
22520036
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
上原 雅文 神奈川大学, 外国語学部, 教授 (30330723)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 一遍 / 神仏 / 踊念仏 / 本地垂迹説 / 仏 / 神 / 神仏関係 / 阿弥陀仏 / 本地垂迹 / 踊り念仏 / 神仏習合 / 名号 |
研究概要 |
『一遍聖絵』に記述された神仏関係について研究し、一遍が、当時の本地垂 思想とは異なり、自然神や死霊などの「実類神」のうちにも「垂 神」を見いだしていたことを明らかにした。また、踊念仏のための建物は「踊り屋」ではなく「道場」と呼ばれていたことを明らかにした。さらに、道場で行われる踊念仏が、世俗世界と浄土とが平等であるという存在論的平等性と、浄土と世俗世界とが隔絶されているという存在的隔絶性とを止揚した、存在的平等性の限定的現実化としての意味を持つことを明らかにした。
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