研究課題/領域番号 |
22520080
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
合田 正人 明治大学, 文学部, 教授 (60170445)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ユダヤ教 / レヴィナス / シオニズム / 宗教 / 倫理学 / ディアスポラ / 思想史 / イスラエル / 解釈学 / タルムード / ダニエル・シボニー / 三つの一神教 / 存在論 / シオニオズム |
研究概要 |
第一に、今回は研究範囲を拡大して、特にドイツのユダヤ系思想家の諸著作をも読解し、特に「隣人の観念に関して、これらの思想家とエマニュエル・レヴィナスのような思想家との共通点を指摘し、かつ、これらのユダヤ系思想家たちをスピノザとの関連で捉え直す視点を得ることができた。第二に、レヴィナスの博士論文全体性と無限出版50年を記念して国際シンポジウムを開催することができた。第四に、国内での様々なユダヤ教シンポジウムで発表し、シオニズムとディアスポラとの関連について大いに論議することができた。第五に、2012年度にはイスラエルと東欧の各都市を訪れ、ユダヤ連施設を視察し、当地でのユダヤ教研究者たちと交流することができた。第七に、現代フランスの代表的なユダヤ系思想家D・シボニー氏を日本に招聘することができた。三つの一神教の著者でもあるシボニー氏との対話を通じて、報告者はイスラームにも視点を拡大する必要性を痛感するに至った。
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