研究課題/領域番号 |
22520085
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 四天王寺大学 |
研究代表者 |
矢羽野 隆男 四天王寺大学, 人文社会学部, 教授 (80248046)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 懐徳堂 / 並河寒泉 / 泊園書院 / 藤澤東ガイ(田+亥) / 藤澤南岳 / 大坂 / 漢学 / 『居諸録』 / 藤澤東ガイ(田+亥) / 藤澤東畡 / 大坂漢学 / 変革期 / 藤澤東ガイ / 思想史 / 藤澤東〓 / 『辨非物』 / 徂徠学 / 陵墓 |
研究成果の概要 |
幕末維新期の懐徳堂教授・並河寒泉について、これまで活用されなかった資料を用いて、主に次のことを明らかにした。①寒泉が「文久の修陵」という歴史的かつ政治的に重要な意義をもつ事業に関与したこと。②幕府と密接な関係を保ちながら、一方で水戸学に傾倒していたことにより、思想的政治的には幕府と朝廷との間で苦しい立場にあったこと。 泊園書院の藤澤東ガイ・南岳については、中国の儒学と日本の尊王思想とを融合させ、その経学が近代国民国家に理論的基礎を与えるものであったことを明らかにした。全体として、懐徳堂と泊園書院とを比較対照することで、変革期の大坂漢学を統一的に把握する新たな視点を提示できた。
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