研究課題/領域番号 |
22520088
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 津山工業高等専門学校 |
研究代表者 |
稲田 知己 津山工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (70221778)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 社会思想史 / 居住論 / 建築史 / 住む / 居住論(トポロギー) / モダニズム建築 / 詩作と思惟 / ル・コルビュジエ / ハンス・シャローン / ハイデッガー / ヘルダーリン |
研究概要 |
本研究の目的は「住む」という事柄を、おもに20世紀初頭のドイツ文化を概観することによって、新歴史主義的に解明することである。いっそう具体的には、本件は哲学と建築との学際的研究なのであって、このような研究は現在もなされていないようだ。こういうことから、われわれはまず、国際的な住宅展(あの有名なヴァイセンホーフ・ジードルング)で「新たな住むこと」についてそれぞれ独自な見解を表明したミース・ファン・デル・ローエ、ル・コルビュジエ、ヴァルター・グロピウス、ハンス・シャローンといった、主要なモダニズム建築家について比較考察をおこなった。つぎにわれわれは、前世紀を代表する哲学者の一人であるマルティン・ハイデッガーを研究したが、そのハイデッガーは『建てること、住むこと、考えること』のなかで、われわれは住むことを学ばなければならないと強調したのだった。そしてわれわれは最後に、ハイデッガー居住論とモダニズム建築とを比較しつつ、現代社会にとって住むことの新たな可能性を見いだすべく努めた。
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