研究課題/領域番号 |
22520092
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
八木 春生 筑波大学, 芸術系, 准教授 (90261792)
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研究分担者 |
小澤 正人 成城大学, 文芸学部, 教授 (00257205)
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研究協力者 |
朱 岩石 中国社会科学院考古研究所, 漢唐室室長趙声良(ZHAO SHWNLIANG)敦煌研究院, 研究員
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 敦煌莫高窟 / 統一様式 / 地域性 / 初唐前期第1期諸窟 / 初唐前期第2期諸窟 / 西方浄土変相図 / 第220窟 / 弥勒浄土変相図 / 西安初唐美術 / 第57、322窟 / 敦煌莫高窟初唐窟 / 初唐美術様式 / 阿弥陀如来 / 弥勒如来 / 隋時代前期仏教造像 / 山東隋造像 / 敦煌莫高窟隋造像 / 北斉美術 / 真の仏の姿 |
研究概要 |
第220窟南壁の特徴は、西方浄土変相図が舞台仕立てとされた点にある。浄土世界との間は欄干で仕切られるが、細かく描き出された浄土の様相を眺めることで、その浄土世界の中に包み込まれる。しかし窟内部に浄土が顕現するのではなく、その様相を比較的近い場所から見る点が、唐前期第1 諸窟とは異なる。これ以降敦煌莫高窟では、詳しく浄土の様相を見ることが選択され浄土往生のリアリティーがなにより重視された。
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