研究課題/領域番号 |
22520168
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
秋山 佳奈子 (吉森 佳奈子 / 秋山 佳奈子(吉森佳奈子)) 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (10302829)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 古代文学 / 河海抄 / 『河海抄』 / 『源氏物語』 / 年代記類 / 『帝王編年記』 / 『本朝通鑑』 / 『大日本史』 / 『節用集』 / 『運歩色葉集』 / 『万葉集』 / 中世の辞書 / 重宝記 / 内覧 / 『詞源略注』 |
研究概要 |
『源氏物語』全巻注釈の早い例である『河海抄』(四辻善成著、南北朝期の成立)をとりあげ、そこに引用される厖大な歴史記述に注目し、現代では常識となっている、作品の内容を理解するためという、注釈に対する認識を相対化するような特質について考察した。具体的には、物語の注釈が史実によってなされることについて、同時代の私撰国史生成の現場とのかかわりを見、六国史後、正史を持たなかった日本において、歴史認識はどのように構成されていったかという問題をかかわらせながら研究した。
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