研究課題/領域番号 |
22520181
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
吉川 仁子 奈良女子大学, 人文科学系, 講師 (90243352)
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研究分担者 |
弦巻 克二 奈良女子大学, 文学部, 教授 (40217394)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 国文学 / 近・現代文学 / 池田小菊 / 志賀直哉 / 奈良 / 全国書房 / 女流作家叢書 / 日本近代文学 |
研究概要 |
本研究は、志賀直哉(大正14年から昭和13年にかけて奈良に居住)に師事した、池田小菊を中心とした研究である。彼女が関わった、昭和初期から戦後にかけての関西の出版や女性作家たち、及び、戦後民主主義の出発期について検討した。彼女の草稿の内容の検討を通して、奈良在住時の志賀や当時の奈良の一面を明らかにできた。また、全国書房版女流作家叢書についての調査によって、叢書出版において小菊の果たした役割や、当時の女性作家のネットワークの一端が明らかになった。小菊の資料のうち、戦時下の検閲についての資料となりうるゲラ刷りや、小菊が戦後関わった婦人会活動の機関誌である『婦人奈良』などを画像データ化した。
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