研究課題/領域番号 |
22520187
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
|
研究機関 | 山口県立大学 |
研究代表者 |
稲田 秀雄 山口県立大学, 国際文化学部, 教授 (80264969)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 中世文学 / 狂言 / 鷺流 / 長州藩 / 春日庄作 |
研究概要 |
山口市に伝わる鷺流狂言の台本(江山本・春日庄作自筆本)に収める曲目の分析を行った結果、それらは基本的に鷺伝右衛門派の特徴を有するものの、曲目によっては、中央(江戸)の鷺伝右衛門派とは異なる詞章・演出(他流・他派と一致する例も含む)が部分的に見出された。すなわち、長州藩の狂言の流れを汲む山口鷺流狂言は、必ずしも中央の鷺流の単純な継承ではなく、独自の工夫を加えた可能性があることが判明した。
|