研究課題/領域番号 |
22520190
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 淑徳大学 |
研究代表者 |
白井 伊津子 淑徳大学, 総合福祉学部, 准教授 (40323224)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 萬葉集 / 修辞 / 譬喩 / 詠物詩 / 古今和歌集 / 懸詞 / 譬偸 / 和漢比較 |
研究概要 |
修辞表現について、とりわけ中国古典文学における譬喩表現と日本古典文学の譬喩表現を比較検討し、日本古典文学における譬喩表現の独自性を明らかすことを目指した。 結果 、『萬葉集』の直喩表現、序歌表現「詠物」「寄物」歌表現を一覧しうる譬喩表現比較のための基礎資料が整備されるとともに、 (1)『萬葉集 』後期に至り、仏典の受容や諺の引用を契機としてあらたな直喩表現の方法が獲得されたこと、 (1)『萬葉集』巻八、十の「詠物」歌「寄物」歌に中国詠物詩の譬喩表現の方法を見いだしうること、 (1)懸詞に縁語をともなう表現や見立ての技法といった、音形式を主する表現方が平安朝和歌において人事と景物の事象の譬喩関係を表現するため方法として用いられていることが明らかとなった。
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