研究課題/領域番号 |
22520192
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 聖徳大学 |
研究代表者 |
辻 英子 聖徳大学, 人文学部, 教授 (80236877)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
採択後辞退 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 国文学 / 物語文学 / 説話文学 / 美術史 / 文学一般 / 絵巻物 / 絵画(日本) |
研究概要 |
1.平成23年度に行ったボドリアン図書館所蔵の絵巻2点の資料について: 1)『長恨歌絵巻』二巻(平成22年度資料購入済、翻刻済)2)『やしま』二巻(平成23年度資料購入済、翻刻完了) 2.ケンブリッジ大学中央図書館蔵『末ひろかり』二巻 翻刻・解題 『三田国文』第五十四号掲載済。 3.聖徳大学所蔵絵巻に関する平成23年度の調査資料の研究進捗状況: 1)『七夕』三巻 解題・翻刻およびベルリン国立アジア美術館所蔵『天稚彦草紙絵巻』(詞 後花園天皇宸筆/絵 土佐弾正藤原廣周筆。本絵巻はフェノロサより1年はやい明治10(1877)年3月に来日したドイツ人医師ギールケHans Paul Bernard Gierke、1847 - 86 プレスラウ大学准教授の蒐集による世界で最も美しい絵巻、下巻のみ)は、『三田国文』第五十三号に全容を掲載済。『扇面 平家物語』についてはヨーゼフ・クライナー特別教授主催の招待講演で発表(次掲学会発表の項参照)した。 2)論題「『伊勢物語』絵巻 について」『三田国文』第五十五号に入稿済、平成24年6月刊行予定。詞書は近衛基熈筆 絵は土佐光起筆の署名どおり真跡で、証明にあたり3)の自筆作品と対照した。 3)宮内庁書陵部所蔵『武家百人一首』および『禁裏御會始和歌懐紙』(翻刻済・掲載許可取得済) 4)『不老ふし』(翻刻済)鶴の草子・酒呑童子・浦島太郎(翻刻済)、竹取物語・敦盛(翻刻済) 4.ウィーン国立民族学博物館所蔵『百人一首』(平成23年9月調査、翻刻済、掲載許可申請中)「3の3)」の2作品および「4.」を点検証左した結果、江戸時代前期後水尾院文化圏の公卿約100名の真跡を確定でき、当該先行研究榊原悟氏による34名認定説を推進し、新出真跡資料を加え得た。 5.オーストリア国立工芸美術館(MAK)所蔵『源氏物語画帖』の調査済(平成23年9月6日)。 6.バイエルン州立図書館蔵『源氏物語』五十四帖第一巻の本文調査済。公開発表予定。 7.ケンブリッジ大学エマニュエルカレッジProf.Dr.John Coetes(数学)所蔵「源氏画帖」の招待調査。
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